2012-2-3

インフルエンザ警報発令

横浜市より2月2日付けで”インフルエンザ警報”が発令されました。

以下 横浜市記者発表資料を転記します。

横浜市では、感染症法に基づき感染症発生動向調査を実施しておりますが、2011/2012シーズンの平成24年第4週(1月23日〜1月29日)の全市集計において、インフルエンザ警報発令基準(1定点医療機関当り1週間の患者報告数30人)を超え、「32.52」となりましたので、市域にインフルエンザ警報を発令したことをお知らせします。

1. 経過

市民の皆様には、「インフルエンザ予防策」のさらなる徹底と、罹患した場合には「適正な医療機関のかかり方」の徹底をお願いします。

本市の現時点でのインフルエンザ発生状況は、A香港型(AH3)の発生が主流を占めています。これは、全国的に流行しているインフルエンザの発生状況と同じです。

定点あたりの患者報告数の経過は次の表のとおりです。

 

年・週 期間 患者報告数(人) 備考
平成23年第52週 12月26日〜1月1日 0.45 年末年始休業あり
平成24年第1週 1月2日〜1月8日 0.73 年始休業あり
第2週 1月9日〜1月15日 2.23 市内流行期
第3週 1月16日〜1月22日 13.71 1/26注意報発令
第4週 1月23日〜1月29日 32.52 2/2警報発令

横浜市衛生研究所ホームページ:http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken

インフルエンザ予防策

  1. 感染を防ぐために流水と石けんで手洗いし、うがいを行いましょう。
    洗っていない手で、目や鼻、口を触らないよう習慣づけましょう。
  2. 咳やくしゃみの症状がある方は、必ずマスクをしましょう。
    マスクを持っていない場合は、他の人から顔をそらし、ティッシュなどで口と鼻をおおうなどの咳エチケットを心がけましょう。
  3. 栄養と休養を十分にとり、免疫力を高めておきましょう。
  4. ワクチン接種は発症をある程度おさえる効果や重症化防止の効果が期待できます。効果が出るまで1週間はかかりますので早めに接種しましょう。

適正な医療機関のかかり方

  1. 乳幼児・児童・基礎疾患のある方などは重症化しやすいといわれています。意識障害(視線が合わない・呼びかけに答えない)、呼吸困難(呼吸がはやくて、息苦しそう)、脱水症(水分がとれず、おしっこが出ない)が見られる場合は速やかに受診してください。
  2. かかり始めや軽度の場合には、いきなり、大きな病院(市民病院・地域中核病院・大学附属病院などの二次・三次救急医療機関)に行くのではなく、地域のかかりつけの診療所等に昼間に相談あるいは受診してください。
  3. 大きな病院は、症状が重篤化した患者さんの救命治療を行う役割があります。軽い症状の方が来院すると、医療スタッフが不足し重症患者さんの円滑な治療に支障をきたすことになります。

ヘルパーの皆様には、予防策や医療機関のかかり方等ご利用者様への声かけをよろしくお願い致します


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