社内医療研修 「みたらわかる病気の症状」 心臓のご病気・心不全

2011年6月17日(金) 18:30〜19:30
テーマ「みたらわかる病気の症状」
心臓のご病気・心不全

心臓は人間の生命の根幹ともいえる重要な臓器です。介護が必要なかたの多くが心臓にご病気をもっておられるようですが、心臓のはたらきが悪くなってくると、次のような症状がみられる場合があります。

  • 足のむくみ
  • 寝たきりのかたであれば、足よりも、背中や腰のあたりのむくみ
  • 外陰部のむくみ

また、急に具合が悪くなったかたで、「口から泡をふく」ことがあります。このような症状をみたら、急性左心不全か、脳卒中を起こしている危険性がありますので、大至急、救急車を呼びましょう。
「風邪でもないのに、泡のような痰がからんで、発熱はない。風邪薬を飲んでも治らない」という症状は、この急性左心不全の一歩手前の危険な状態にある場合がありますので、必ず医師の診察を受けましょう。

専門的には、急性左心不全によって肺うっ血が起こり、肺水腫になった結果、肺II型細胞が産生するサーファクタントと水腫の水分が混じって、気道から泡沫が逆流して、口から泡を吹くものを、「急性左心不全に伴うピンク泡沫」といいます。

患者様や介護サービス利用者様のお体を清拭したり、入浴サービスを実施する際には、足やおしり、陰部にむくみがあるかどうか、観察しておくことが重要です。いままでむくみがなかったのに、急にむくんできたり、熱がないのに咳と泡のような痰がからむようでしたら、心不全の危険なサインかも知れません。

セミナーでは、実際の写真や絵(コンピューター・グラフィックス)をみていただきながら、”みたらわかる病気の症状”を、わかりやすくご説明しております。

今後も定期的にセミナーを開催しますので、写真と絵で勉強していただき、より良い介護・看護にお役立ていただければ幸いです。

セミナー担当 医師

 

  

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