職場意識改善 管理者研修 5/16「 労働時間管理の勘どころ 」
日 時:2011年5月16日(月) 16:00〜17:00
会 場:当社研修室
参加者:管理者5名
講 師:社会保険労務士法人 D・プロデュース 越石 能章 氏
テーマ:労働時間管理の勘どころ
1,労務管理における管理者の役割
2,労働時間管理の変遷
(1) 労働時間管理は管理者の義務になった!
- 電通事件(最判 平成12年3月24日)
- 名ばかり管理職問題
(2) 労働時間管理問題における弁護士等の動向
(3) 紛争事件から見る労働時間管理のポイント
- 始業時刻前の時間、自己申告制、意味不明な手当、休憩がとれない、
業務命令の仕方…etc
(4) 個別労働問題相談件数の推移
(5) 労働時間管理の考え方
- 労働時間適正把握基準
(1) 使用者自らが現認
(2) タイムカード等、パソコンのオンオフの客観的記録
(3) 自己申告(例外)
☆ 残業命令書、残業報告書、労働時間集計表などの作成・運用
<取り組み>
- 使用者(管理者)が事前に残業の指示または残業の許可制
- 残業が終わったら報告
- 使用者(管理者)は1週間単位で残業の適否を検討
- 残業を黙認しない
- 仕事と生活の調和へ
☆そもそも残業はしてはならないものです。
36協定と就業規則により当社としても例外的に残業をできる体制はとっていますが、基本は残業をせず早く帰宅してそれぞれの生活を大切にしてもらいたいと思います。
今後も更に〝ノー残業〟の取り組みを強化して参りたいと思います。

